PlayStation 4(プレイステーション4)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が販売する(アフリカ・アジア地域では発売予定)家庭用ゲーム機。略称はPS4。2013年2月20日(東部標準時)にニューヨークで行われたイベント「PlayStation Meeting 2013」にて発表された。
2013年11月15日に北アメリカ地域で、同年11月29日に欧州・中央アメリカ・南アメリカ・オセアニア地域で発売。その後、同年12月〜2014年1月にかけてアフリカ・アジア地域(日本は除く)での発売が続き、日本では2014年2月22日に発売された(詳細は「各国の発売日」を参照)。
本機はPlayStation 3 (PS3) の次世代機となる、第8世代に属する家庭用ゲーム機である。SCEは「次世代コンピュータエンタテインメントシステム」としている。2013年11月15日より米国とカナダで先行発売され、発売24時間で100万台以上を販売した[3]。
この開発にあたっては、性能向上と引き換えにソフト開発を困難にさせていた[4][5]前世代機のPS3から一転、ゲーム開発者の力を活かすことが最優先とされた[6]。メインプロセッサーには、PS2のEmotion Engine、PS3のCellと、新開発のCPUを採用していたこれまでの流れから変わって、本機では既成CPUのカスタム品が用いられている。そのアーキテクチャーには、PCにおいて一般的に使用され普及している事から、開発者にとって親和性が高いx86-64が採用され、開発を比較的容易にしているとされる。
本機はネットワーク機能を強化しており、プレイ動画を公開したり、フレンド間やネットでゲームプレイ中継を行うといった「シェア」機能を搭載し、PlayStation Vitaとの「リモートプレイ」をシステムレベルで対応する。また、PS3で別売りだったヘッドセットは全てのPS4に標準で同梱される。その一方で、ネットワークインフラコスト負担のため、PS3では無料で利用できるPSNを通じた「オンラインマルチプレイ」はPS4では基本的に、有料サービスであるPlayStation Plusの会員のみが利用できるようになる。しかし、本体を「いつも使うPS4」として登録しているユーザーがPlayStation Plusに加入していれば、その本体のユーザーは全員が「オンラインマルチプレイ」対応となるので、会員権が必要なのはユーザー毎と言うよりは一台毎である。
PS4が最初に発表された2013年2月の「PlayStation Meeting 2013」でコントローラのデザインについては公開されていたが、本体のデザインは未公開であった。同年6月10日(太平洋標準時、日本時間では11日)、アメリカ・ロサンゼルスで開催されたElectronic Entertainment Expo(E3)のSCEプレスカンファレンスにて、平行四辺形型のPS4本体(デザイナーの隅井徹による)を初披露し、さらに価格についても399米ドル、399ユーロ、349ポンドであることが発表された。なお、日本国内での価格・発売日は2013年9月9日に行われた「SCEJA Press Conference 2013」で発表された。結果、2013年11月の北米リリースから日本国内での発売は2014年2月と約3ヶ月出遅れる形となり、SCEにとっては日本で最初にローンチされない初のフラッグシップ・ハードウェアとなる。この他、同プレスカンファレンスでは中古ソフトの規制などは行わず、ディスク版ソフトにおけるオフラインプレイでのネット認証なし、原則としてリージョンフリーであることも発表された。
ゲームソフトはPlayStation Vita同様、パッケージ版(ディスク版)とダウンロード版が用意される。互換性については、本体によるPS1〜PS3互換を取ることは無いが、クラウドゲーミング技術「PlayStation Now」による実装がある(詳細は「互換性」を参照)。
wikipedia
旅に出る | 食にこだわる
利用規約 | 衣食住 ちょっと便利に aucru.com | 気になる検証メディア GRTLAB.com
おーくる aucru.com は、衣食住、普段の生活にちょっと便利なツールを提供するサービスです。
© 2010-2024 Ground Road Technology, LLC All Rights Reserved.