前年まで中学の教師をしていたという、依頼者。
紹介はその依頼者のご自宅で依頼者がかつての教え子たちにお茶をふるまっているシーンからはじまる。教え子たちの反応は、いつもと違い美味しく感じました、割らないように、緊張しましたとのこと。最後の一人は、お茶より和菓子が食べられるっていうのがうれしかったです、という微笑ましい感想を述べていました。お宝は
板谷波山の
天目茶碗。中国の天目山に由来するこの
茶碗、茶道では、
一楽・
二萩・
三唐津とされますが、中国伝来の焼き物はさらにその上位とされ、日本でも多くその様式を取り入れる作家がいました。その代表格が、巨星板谷波山です。
しかも
アールヌーボーさえもこの巨匠は取り入れています。依頼者が20数年にわたって探し求めた名品、その鑑定額やいかに。
島田紳助さんの時代の放送です。
[http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20100420/03.html]